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 パターン2の傾向
 
乾燥肌、正常肌の方で、お肌がくすむ、ごわつく、細かい小じわが増えたような気がする。
どんなに保湿しても、かさかさの垢のようなものが肌上から消えない。
しっかり保湿して、クリーム、オイルなどを塗って寝たのに朝おきた段階で、すでに 粉をふいている。
皮がめくれて脱皮しているみたいになっている。

 これらの状態は、ただの乾燥肌ではなく、過角化の可能性が大きいのです。過角化というのは、本来剥がされなくてはいけない角質層が、剥がされずに肌上に残留し積み重なってしまった状態です。
 加齢によって新陳代謝が悪くなることにより起こる場合もありますが、若い40代までの方では、そういった事はまず考えられません。一番の原因は、洗顔を優しく洗いすぎているということです。
 また、脂性肌の方や、Tゾーンの皮脂分泌の多い混合肌の方などは、洗顔後、すぐなのに毛穴のコメドが目立ち、
毛穴の多い部分のお肌がざらついたり、細かな硬いニキビが増えてきたりします。
 また、Tゾーン以外の部分で、いつも乾燥しないのに、ここ最近、急にカサツキ、乾燥するようになったとか・・・。これらの症状は洗浄不足の可能性が高いのです。
 心あたりのある方、いつも、アワアワ洗顔で優しく洗いすぎてはないですか?

 
   美肌洗顔の鉄則
 
 その日1日の新陳代謝で上がってきたいらない角質1日分を、その都度、その日の洗顔で取り除いて捨ててあげる。これが美肌の鉄則です。洗顔を優しくしすぎて、洗浄不足で1日分の古い角質を取り除くことが出来なかったら・・・。これは、古い角質が蓄積し、お肌が厚くなり、クスミ、ツッパリ、白ニキビ、肌表面の擬似乾燥に悩むようになります。 そうなると、部分的に皮膚が硬くなってゴワゴワしたり、乾燥して粉が吹いたり、皮丘と皮溝の高低差が出てくるために肌のキメが粗くなったりします。
 

 
 パターン2の美肌対策
 
 対策としては、洗顔をしっかり行って古い角質を取り除き、新陳代謝を促してあげることが大切になります。
 
 現在の洗顔方法は“洗顔は洗顔料を泡立ててやさしく洗いましょう”が当然のようになっていますが、この方法が誰にでも当てはまるわけではないのです。
 過角化の傾向がある方(古い角質が溜まっている方)は、しっかり洗顔し、古い角質を取り除いてあげることが大切になります。大切なのは自身の肌質をよく理解し、自分にあった洗顔をおこなうことです。肌の状態を見ながら肌質、季節、今日1日の肌の状態を見て洗顔の加減を変えてみてください。上手にコントロールすることで、肌の状態は変わってくるはずです。美肌の第1歩は洗顔による角質層のコントロールにあります。
 「私、肌がかさついて困ります!・・・・クリームが必要かしら?」クリームを買う前に、もう一度、洗顔を考えてみましょう。“この肌のかさつきは古い角質が溜まっているのかも?”結構、古い角質が蓄積しているのを乾燥肌と勘違いしている人が多いのです。
 肌のかさつき、ゴワゴワ感が気になっている方。ご自身の肌をもう1度、見つめなおしてみるといいかもしれませんね。
 

 
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