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 パターン2の傾向
 
 
ファンデーションのノリが悪い
お肌がくすむ、ごわつく、細かい小じわが増えたような気がする。
どんなに保湿しても、かさかさの垢のようなものが肌上から消えない。
しっかり保湿して、クリーム、オイルなどを塗って寝たのに朝おきた段階で、すでに 粉をふいている。
皮がめくれて脱皮しているみたいになっている。
 
これらの状態は、ただの乾燥肌ではなく、古い角質が蓄積した過角化の可能性が大きいのです。
 
  過角化というのは、本来剥がされなくてはいけない角質層が、剥がされずに肌上に残留し積み重なってしまった状態です。
 夏場の紫外線からお肌を守るために、皮膚に防御反応が働き紫外線を防ぐために角質層を厚くするのです。
 夏場に紫外線対策が不十分だった場合におこりがちです。また、最近の傾向としては、エアコンによる室内外の温度差が大きくなることで、体調を崩し、新陳代謝自体が悪くなることにより起こる場合もあります。
  どちらにしろ、対策は蓄積した角質を取り除くことが肝心。日々のスキンケアでは洗顔で対処することになります。
 
 その日1日の新陳代謝で上がってきたいらない角質1日分を、その都度、その日の洗顔で取り除いて捨ててあげる。これが美肌の鉄則です。洗顔を優しくしすぎて、洗浄不足で1日分の古い角質を取り除くことが出来なかったら・・・。これは、古い角質が蓄積し、お肌が厚くなり、クスミ、ツッパリ、白ニキビ、肌表面の擬似乾燥に悩むようになります。 そうなると、部分的に皮膚が硬くなってゴワゴワしたり、乾燥して粉が吹いたり、皮丘と皮溝の高低差が出てくるために肌のキメが粗くなったりします。
 
 
   パターン2の美肌対策
 
 
 対策としては、洗顔をしっかり行って古い角質を取り除き、新陳代謝を促してあげることが大切になります。
 最近の常識では“洗顔は洗顔料を泡立ててやさしく洗いましょう”と言われていますが、この洗顔方法が誰にでも当てはまるわけではないのです。
 過角化の傾向がある方(古い角質が溜まっている方)は、しっかり洗顔し、古い角質を取り除いてあげることが大切になります。大切なのは自身の肌質、角質の状態をよく理解し、自分にあった洗顔をおこなうことです。
 
 肌の状態を見ながら肌質、季節、今日1日の肌の状態を見て洗顔の加減を変えてみてください。洗顔によって上手に角質コントロールすることで、肌の状態は変わってくるのです。美肌の第1歩は洗顔による角質層のコントロールにあります。

 「私、肌がかさついて困ります!・・・・クリームが必要かしら?」クリームを買う前に、もう一度、洗顔を考えてみましょう。“この肌のかさつきは古い角質が溜まっているのかも?”結構、古い角質が蓄積しているのを乾燥肌と勘違いしている人が多いのです。
 肌のかさつき、ゴワゴワ感が気になっている方。ご自身の肌をもう1度、見つめなおしてみるといいかもしれませんね。
 
   洗顔以外にちょっとひと手間!パターン2対策法
 
 わざわざ、新しい化粧品を用意したり、ピーリングをしなくてもかまいません。普段のスキンケアにちょっと、ひと手間かけるだけでいいのです。
 洗顔後、化粧水を塗る前に、ちょっと熱めの蒸しタオルを数分、顔に乗せるだけでも効果が得られます。蒸せば肌がしっとり柔らかくなり、その後につける化粧水の浸透も良くなります。また、保湿するときにリンパの流れを意識して顎先からコメカミへ、顔の中央から外に向けて指を滑らすことを意識するだけで、老廃物の排出をスムーズにし、内側からお肌のクスミをとることが出来ます。
 また、マッサージも、血液、リンパの循環を促進させ、新陳代謝を活発にさせる作用があり、蓄積した角質の排泄を促すことができるため、夏肌リセットにはうってつけです。
 

マッサージ方法
 
 
 ピュアオイルやマッサージオイルをつかって、顔の中心から外側へ、下から上に向かってシワの方向と直角に(しわを伸ばすように)手を動かすことが基本です。
 入浴後、皮膚が柔らかくなって毛穴が開いているときに行うのが効果的です。毛穴のコメドや汚れもきれいに落とすことができますので、一石二鳥です。
 
ニキビなどの吹き出物が多いとき、皮膚にほてり、かゆみがあるとき、日焼け後など皮膚が敏感になっているときは、マッサージはしないでください。
 
 
血行をよくするマッサージの作用
 
1.
皮膚の血液、リンパ液の循環を促進させる。
2.
表皮の新陳代謝を活発にする。
3.
皮膚の抵抗力をあげる。
4.
汗腺、皮脂腺の働きを活発にさせる。
5.
皮膚呼吸を盛んにする。
 
 

 
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