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 活性酸素についてよくある質問集 その1
 
活性酸素によって、お肌が錆びるってどういうことですか?
 
まずは活性酸素とは何かを説明しますね。

活性酸素とは私たちは空気中から酸素を取り込んで生きています。この酸素なしで私たちは生きていくことはできません。この酸素の一部が体内で変質し、攻撃的になった酸素のことを活性酸素といいます

活性酸素のよいところは、殺菌作用があるので、細菌などから私たちの体を守る役割があります。しかし過剰な活性酸素は放っておくと体内の物質を酸化させ細胞を傷つけたり、老化(体の酸化)を導くのです。

鉄が酸化すると酸化鉄になります。これが赤さびです。体、お肌の活性酸素による酸化のことを鉄をもじって『体が錆びる』『お肌が錆びる』という風に表現しているのです。

活性酸素活性酸素ができて、それが体をとりまく物質や体内物質を酸化させ、違う物質に変えてしまうことにより、細胞本来の機能を失わせ、体に異常を発生させるということです。

体、お肌を『さびさせない』ためにも、この活性酸素から、お肌、体を守ることを考えないといけませんね。
 
 
活性酸素は人体に害があるの?
 
はい。では、なぜ活性酸素は人体に害があるのか、地球誕生から、酸素がどのようなものであるかを説明しましょう。

地球今から46億年前に地球は誕生しました。地球のはじめは酸素はほとんどなく最初の生物は酸素を必要としない嫌気性生物が強力な紫外線を避けて海中に住んでいました。生命の始まりは嫌気性生物の楽園だったのです。

やがて、植物のように太陽のエネルギーを利用する生物が発生し、その光合成の副産物として酸素が次第に増えていきました。強い酸化力のある酸素は嫌気性生物にとっては、毒でしかありませんから、彼らは次々と死滅していくしかありませんでした。

好気性生物それに変わって誕生したのが酸素をエネルギーとして生きる好気性生物です。(私たちの祖先のスタートです)

しかし、このように酸素をエネルギーとして利用できるようになった生物でさえも、依然として、強い酸化力も持つ酸素が毒であることに変わりありませんでした。

このように私達人間をはじめとする好気性生物は、酸素を利用して効率の良いエネルギー代謝ができ、活発に動き回れる能力を手に入れることができるようになった代償に、酸素の毒から逃げられない生活が始まったということです。
 
 

 
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