はい。
では、なぜ活性酸素は人体に害があるのか、
地球誕生から、酸素がどのようなものであるかを説明しましょう。
 から46億年前に地球は誕生しました。地球のはじめは酸素はほとんどなく最初の生物は酸素を必要としない嫌気性生物が強力な紫外線を避けて海中に住んでいました。

生命の始まりは嫌気性生物の楽園だったのです。

やがて、植物のように太陽のエネルギーを利用する生物が発生し、その光合成の副産物として酸素が次第に増えていきました。強い酸化力のある酸素は嫌気性生物にとっては、毒でしかありませんから、彼らは次々と死滅していくしかありませんでした。

れに変わって誕生したのが酸素をエネルギーとして生きる好気性生物です。
(私たちの祖先のスタートです)

しかし、このように酸素をエネルギーとして利用できるようになった生物でさえも、依然として、強い酸化力も持つ酸素が毒であることに変わりありませんでした。

このように私達人間をはじめとする好気性生物は、酸素を利用して効率の良いエネルギー代謝ができ、活発に動き回れる能力を手に入れることができるようになった代償に、酸素の毒から逃げられない生活が始まったということです。



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