美容のテキストなどでは、新陳代謝がＰＭ１０時〜ＡＭ２時がもっとも盛んだといわれています。「私、いつも寝るのは24時以降なのに！」という方は多いはず・・・。ご安心ください。確かに人間の生理的には、この時間帯に寝ていることが理想なのですが、この時間が大切だといわれるのは、“新陳代謝が成長ホルモン”によってコントロールされているからなのです。 　成長ホルモンは入眠直後の眠りの深い３時間にもっとも多く分泌されます。ＰＭ１０時〜ＡＭ２時の間に寝ていなくても、睡眠時間さえしっかりとっていれば大丈夫です。乾燥が厳しく、お肌の負担が大きくなるこれから時期は、しっかり睡眠をとって、しっかり新陳代謝！寝ている間にお肌をよみがえらせましょう。「寝る女性は美しく育つ」です。

睡眠にはレム睡眠（浅い眠り、夢を見ていることが多い）とノンレム睡眠（深い眠り）とがあり、成長ホルモンはノンレム睡眠時（熟睡時）に放出されることがわかっています。夢ばっかり見て、なかなか寝付けなかったりすると、疲れもとれませんが、新陳代謝も阻害されて、お肌の疲れもとれないのです。睡眠不足は美肌の大敵！ 　寝つきの悪い日が続く場合などは、会社帰りなどにスポーツなどで体を動かし、肉体に心地よい疲労感を与えてあげると、深い眠りにつきやすくなります。ちょっと、眠りに対して関心を持ってみましょう。化粧品にお金をかけるよりもずっと効果がありますよ。（笑）