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 ビタミンの1日所要量と許容上限摂取量、過剰症、欠乏症について
 
 

名 称

ビタミン活性をもつ主な
化合物名(別名)

所要量(1日当り)

許容上限
摂取量

成年男子

成年女子
ビタミンA
レチノール(A1アルコール)
レチナール(A1アルデヒド)
レチノイン酸(A1酸)
3-デヒドロレチノール(A2アルコール)
3-デヒドロレチナール(A2アルデヒド)
3-デヒドロレチノイン酸(A2酸)
β-カロテン*
0.60 mg
=2000IU
0.54 mg
=1800IU
1.5 mg
=5000IU
欠乏症
過剰症

夜盲症・角質乾燥症・角膜炎など

皮膚落屑・皮膚乾燥・脱毛・骨関節痛・
皮膚色素沈着・胎児奇形など
ビタミンD
エルゴカルシフェロール(D2)
コレカルシフェロール(D3)
エルゴステロール**
7-ヒドロコレステロール**
2.5 μg
= 100 IU
2.5 μg
= 100 IU
50 μg
=2000IU
欠乏症
過剰症

クル病・骨粗鬆症・歯牙発育障害・骨軟化症・皮膚のかゆみなど

高カルシウム血症・骨がもろくなる・食欲不振・皮膚のかゆみ・尿路結石など
ビタミンE
α-トコフェロール
10 mg
8 mg
600 mg
欠乏症
過剰症

脳軟化症・クレアチン尿症など

血液凝固障害
ビタミンK
フィロキノン(K1)
メナキノン(K2)
メナジオン(K3)***
65μg
55μg
30 mg
欠乏症
過剰症

血液凝固障害・新生児脳内出血など

溶血性貧血
 
 

名 称

ビタミン活性をもつ主な
化合物名(別名)

所要量(1日当り)

許容上限
摂取量

成年男子

成年女子
ビタミン
B1
チアミン(アノイリン)
1.1 mg
0.8 mg
---
欠乏症
過剰症

脚気・筋肉痛・ウェルニッケ脳症

特に認められない
ビタミン
B2
リボフラビン
1.2 mg
1.0 mg
---
欠乏症
過剰症

皮膚炎・口角炎・口内炎

特に認められない
ビタミン
B6
ピリドキシン
ピリドキサール
ピリドキサミン
1.6 mg
1.2 mg
100mg
欠乏症
過剰症

ペラグラ様皮膚炎・シュウ酸結石・末梢神経炎

末梢神経障害・知覚神経障害を起こすことがある。
ビタミン
B12
コバラミン
2.4μg
2.4μg
---
欠乏症
過剰症

悪性貧血

特に認められない
葉 酸
葉酸(プテロイルグルタミン酸)
0.2 mg
0.2 mg
1 mg
欠乏症
過剰症

巨赤芽球性貧血

悪性貧血の潜在化
ナイアシン
ニコチン酸
ニコチンアミド(ニコチン酸アミド)
17 mg
13 mg
30mg
欠乏症
過剰症

ペラグラ・皮膚炎

血管拡張を起こすことがある。
パントテン酸
パントテン酸
5 mg
5 mg
---
欠乏症
過剰症

胃腸炎

特に認められない
ビオチン
ビオチン
30 μg
30μg
---
欠乏症
過剰症

筋肉痛・皮膚炎

特に認められない
ビタミンC
アスコルビン酸
100 mg
100 mg
---
欠乏症
過剰症

壊血病

特に認められない

水溶性ビタミンのうちビタミンC以外の8種類を一括してB群ビタミンと呼ぶ。
*β-カロテンはプロビタミンA
**エルゴステロールと7-ヒドロコレステロールはプロビタミンD
***メナジオンは合成品

「1999年 第六次改訂日本人の栄養所要量」より

 
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