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 夏から秋のお肌の対策と洗顔について
 
夏から秋の毛穴対策
洗顔

 なんといっても一番大切なケアは洗顔です。ファンデーションや日焼け止めの粉体は非常に細かく、肌にもなじみやすいので毛穴に入り込みやすく、毛穴をふさぎ、コメド、ニキビの原因になってしまいます。この時期は特に、出来るだけメイクをしている時間を短くし、帰宅後は早めにきちんとメイクを落とすことが大切になります。
 夏用の密着性の高いメイク、日焼け止めは、きちんと落としたつもりでも毛穴に残っていることが多いのでスクワラン、ミネラルオイル、ベビーオイルなどのピュアオイルでメイクを浮かし、コットンやティッシュでふき取っておいてから石鹸洗顔でダブル洗顔する必要があります。

 

夏から秋の洗顔

 夏は特に洗顔料の選びが大切です。弊社では石鹸洗顔料をオススメしていますが、アルカリ性の石鹸洗顔料は洗浄力にすぐれ、古い角質を取り除くために効果的で、脂性に傾く夏には特に適している洗顔料です。
 洗顔に関しては一番大切な事は、自分の肌質をよく知っておくことです。思い込みで敏感肌と勘違いして洗浄力不足の穏やかなものを使ってしまったり、洗い方が優しすぎて不十分であったりすると、古い角質がたまって、お肌がざらついたり、肌表面が乾燥したり、毛穴に角質がたまってコメドが目立ってしまったりと角質肥厚(下図参考)の傾向が出てきてしまいます。

角質肥厚
角質肥厚
紫外線を多量に浴びたり、乾燥や加齢で肌のターンオーバーが乱れると、角質が正常でなくなり、角質層が厚く硬くなる。

肌がざらざらしてしなやかさに欠ける。
肌がくすんで見える。
にきびや吹き出ものができやすくなる。

 また、逆に洗顔料の洗浄力が強すぎたり、洗いすぎたり、あまりに強くこすりすぎたりすると、脱脂状態になったり、角質をとりすぎて乾燥してしまったりと逆にバリアゾーンを崩してしまいます。(洗顔に関してはホームページの角質層と洗顔のレポートを参考にしてみてください。)また、オイルマッサージなども、毛穴のコメド対策やちょっとしたニキビには適していますが、炎症性のひどいニキビが多くできている場合には、油分やマッサージによる刺激がニキビに刺激を与えることになり、ニキビの炎症を広げてしまう可能性があります。オイルマッサージなどもニキビの炎症がおさまるまでは避けるべきです。
 とにかく、自分の肌質やお肌の状態を把握して、洗顔方法などを調節することが大切です。判断基準としては朝起きてすぐ鏡に向かって観察してみてください。脂っぽく皮脂分泌が盛んなところ、乾燥しがちでかさついた部分をしっかり見きわめておきましょう。顔の部位に応じた洗顔が大切になります。

 

 
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